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 財政難でごみ袋を買うのも厳しい――。そんな千葉県銚子市の窮状に、地元のしょうゆ大手2社が納入資材を包んでいた袋の一部を無償で譲ることにした。

 提供されるのは、市内の公園の除草や刈り込みで出る草や枝を処分するためのごみ袋。これまでは、2004年の料金変更によって使えなくなった市指定の家庭用ごみ袋の残りを利用してきたが、ここにきて在庫が底をついてしまった。

 市によると、公園整備では年間6千枚程度が必要。購入すると1枚6円で、年約3万6千円の出費が新たに生じることになる。

 そこで、ヤマサ醬油とヒゲタ醬油に相談。製品を詰める容器が工場に納入される際にこれを包んでいるポリ袋を、必要枚数だけ分けてもらえることになった。袋はこれまで事務室や工場でごみ袋として再利用されていたが、廃棄される分もあったという。

 越川信一市長は17日、お礼に訪れたヒゲタ醬油で、「3万6千円でも、経費節減としては大きい。有効に活用させていただく」と感謝し、同社の木戸秋進・執行役員は「地域貢献として、できることはやらせていただきたい」と応じた。