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 35年前に「ピップエレキバン」のテレビCMで有名となった北海道比布(ぴっぷ)町のJR比布駅が、近く駅舎を解体して生まれ変わることになった。当時は全国から大勢の鉄道ファンや観光客が押し寄せた。CMに出演した俳優の樹木希林さんは「懐かしい思い出」と名残を惜しむ。

 CMは1980年に放送された。ホームの駅名表示板の前で、希林さんが「何か来ないうちにおっしゃったらどうですか」とエレキバンを製造するピップフジモト(現ピップ)の横矢勲会長(故人)に水を向け、横矢さんが「ピップ」と言おうとした途端、通過列車に遮られるというコミカルな内容だった。駅舎は1934(昭和9)年に建てられ、CM撮影時は希林さんらの控室に使われた。

 比布町は道北の水田地帯にある小さな町。それまで観光客との縁は薄かったが、放映直後から鉄道ファンを中心に大勢の人が押し寄せ、入場券だけで一日千枚以上売れた日もあった。「当時は駅前に何軒も店があり、ずいぶんとにぎわった。町の名前を全国区にしてもらい、うれしかった」と今も駅を利用する同町の有田初恵さん(78)は懐かしむ。

 希林さんによると、撮影は午前…

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