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 気象観測衛星やアメダスで集めた気象庁の「気象ビッグデータ」を活用し、きめ細かい天気予報を提供する民間の気象情報会社のサービスが活況だ。鉄道や建設現場、レジャー向けと、顧客の多様なニーズに応えている。一方、観測が主だった気象庁も、民間企業と連携したデータの利用法を模索している。

 「強度が下がるので雨はコンクリート作業の大敵。ピンポイントの天気予報は頼りになります」

 千葉県市川市の東京外郭環状道路の工事現場。ゼネコン社員で現場監督の伊集院かおりさん(23)は、携帯電話のサイトで天気を確認しながら作業員に目配りをする。地下に外環道、その上に国道298号を建設する現場では、多い日は生コン車200台分のコンクリートを使う。

 伊集院さんが使うサービスは、気象情報会社「ライフビジネスウェザー」(東京都)が建設業者向けに立ち上げたサービス「KIYOMASA」だ。1平方キロの狭い範囲の降水量や落雷、高所作業用のための風速を10分~1時間間隔で予想し、配信。全国延べ4千の建設現場で利用されている。前田充宏取締役は「詳細な天気が事前に分かれば、工程管理に役立つ」と話す。

 民間のきめ細かい予報の基になっているのが、気象庁が1996年から格安で民間に提供している観測データだ。規制緩和の一環で始まり、ここ数年は提供されるデータの種類や情報量が充実し、現在は50種類ほどに。2001年度は利用した事業者が12社だったが、14年度は10倍近い110に増えた。

 民間のピンポイント予報に活用…

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