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 沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園にある「平和の礎(いしじ)」は、1995年の建立から丸20年を迎えた。戦後50年にあわせて建てられた黒御影石の銘板には、白い字で刻まれた戦没者らの名前が並ぶ。その数は、24万1336人に及ぶ。

 今年、銘板に名前が刻まれたのは、県内外で新たに判明した87人。建立当初の23万4183人から20年で7千人余り増えた。国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦や終戦後1年ほどの間に戦争が主な原因で亡くなった人らを慰霊する。

 今年新たに名が刻まれた東恩納盛英(ひがしおんなせいえい)さん(当時2)の兄盛広(せいこう)さん(78)は「弟が生きていたことを、これで証明できる」と語る。兄弟は壮絶な地上戦を生き抜いたが、盛英さんは終戦翌年、収容所内で不発弾が処理された際、爆破の巻き添えになったという。戸籍は戦争で焼失しており、生死とも役所に記録は残っていない。

 礎の建立時、母親の故マカトさ…

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