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 米アップルは22日、今月末から始める定額の音楽聴き放題サービスについて、無料お試し期間の3カ月間もアーティストに楽曲使用料を支払う方針を明らかにした。当初、試聴期間は支払わないつもりだったが、米人気歌手の抗議を受け、アップル首脳が方針転換を表明した。

 アップルは、新サービス「アップルミュージック」を8日に発表。利用を促すため、サービス開始から3カ月間設ける試聴期間は、アーティストへの楽曲使用料も払わないことになっていた。これについて、米国の人気歌手テイラー・スウィフトさんが21日、インターネット上で「失望した。進歩的で寛大な企業らしくない」「私たちに無償で音楽を提供するよう求めないでほしい」などと批判を展開。自身の最新アルバム「1989」のアップルミュージックへの提供も取りやめると表明した。

 これを受け、アップルのエディー・キュー上級副社長が22日、ツイッター上で「アップルミュージックは試聴期間中でもアーティストに使用料を払う」と明言した。スウィフトさんは、過去に別会社の音楽配信サービスとも争い、楽曲提供を取りやめたことがある。

 アップルが100カ国以上で始めるアップルミュージックは、月額9・99ドル(約1230円)で聴き放題になるサービス。(鈴木友里子

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