【動画】報道公開された海上自衛隊の最新鋭固定翼哨戒機P1=日吉健吾撮影
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 海上自衛隊の最新鋭の固定翼哨戒機P1が25日、厚木基地(神奈川県綾瀬、大和市)で報道陣に初めて公開された。P3Cの後継として、今年度から厚木基地で正式運用が始まった国産機で、今後、全国の海自基地のP3C80機がP1へ更新されていく。

 海自によると、P1はP3Cに比べ、速度が3割増しの時速833キロになるなど能力が向上。潜水艦などの捜索能力は世界最高水準とされ、複数の国が導入に興味を示している。1機205億円。海自は現在、10機保有している。

 厚木基地では2013年3月から試験運用されてきた。騒音に直面する地元自治体は、プロペラ機からジェット化することでの被害拡大を懸念したが、「騒音は軽減される」との海自の説明で受け入れを容認した。同型機のエンジントラブルも発生し、配備計画が遅れていた。(吉村成夫)