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 アパレル大手のワールド(神戸市)は7月から希望退職者を募る。社員の約3割にあたる500人程度で、年間30億円規模の人件費削減につながるとみられる。5月には店舗やブランドの一部撤退を発表しており、大幅な人員削減も進めて低迷する業績の立て直しを急ぐ。

 希望退職の対象は、40歳以上60歳未満の正社員と、定年退職後に再雇用されている60歳以上の契約社員。募集期間は7月6~24日で、退職日は9月末になる。退職金に特別加算金を上乗せし、希望者には再就職を支援するという。

 ワールドの2015年3月期の純利益は日本基準で7億円と3年ぶりに黒字となったが、円安や衣料品の低価格化などで厳しい経営状況が続く。今年度中に、約90ブランドのうち10~15ブランドから撤退、約3千ある店舗は400~500店を閉める方針だ。