[PR]

 昨年9月に噴火し死者57人を出した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の入山規制区域内に今月、岐阜県下呂市側から無断で入山した登山者がいた可能性があることがわかった。災害対策基本法は、規制区域に許可無く入った場合に10万円以下の罰金などを規定しており、市から通報を受けた県警が調べている。

 県警などによると、規制区域内の登山道や山小屋の写真が登山情報交換サイト「ヤマレコ」に投稿され発覚した。自称、大阪府の男性(42)が6月11日に下呂市側から9合目の五の池小屋まで日帰りで入山したとして、登山道や小屋など計70枚の写真を載せた。

 サイトの運営会社は「規約に基づいて削除する」とし、小屋の管理者は「完全な規制は難しい。モラルの問題だ」と話している。

 一方、市は7月1日に五の池小屋までの入山規制を解除し、小屋も営業を再開する予定だ。気象庁は今月26日に、御嶽山の噴火警戒レベルを「3」(入山規制)から「2」(火口周辺規制)に引き下げている。