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 流星観測カメラシステム「メテオ」を開発した千葉工業大学惑星探査研究センターの上席研究員、荒井朋子さん(44)は米フロリダ州の現地で打ち上げを見守った。朝日新聞の電話取材に対し、「信じられない気持ち。今回はまっすぐきれいに打ち上がり、『良かったね』と見ていた人たちは拍手喝采していた。撮影をやめて片付けようとしていたら、『失敗したらしい』という話が入ってきた」と語った。

 NASA側からは「ロケットが軌道からそれて安全のために爆破したため、輸送機自体は無事の可能性もあり、これから洋上で回収する」との説明があったという。

 荒井さんは「8月のペルセウス座流星群を観測できる貴重なタイミングに間に合わなかったことは残念」とする一方、「前回の打ち上げ失敗を教訓に、ほとんどNASAに渡せるのに近い状態で予備機を作ってある。残念だがこれにめげず、次の打ち上げを目指したい」と話した。

 計画では、7月末に国際宇宙ステーション(ISS)に高感度カメラを設置し、8月中旬のペルセウス座流星群をはじめ、窓越しに流星を観測する予定だった。昨年10月にカメラを搭載したロケットが打ち上げ直後に爆発したため、残っていた予備機で準備を進めていた。

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