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 開業からの半世紀で、列車事故による死傷者がゼロだった東海道新幹線。安全を世界に誇る日本の大動脈が、乗客の放火という思いもよらない事態で危険にさらされた。5年後には東京五輪が迫るなか、テロ対策も含めた車内の安全はどう確保されているのか。

 乗客約800人を乗せた東海道新幹線「のぞみ225号」。神奈川県小田原市を走っていた30日午前11時30分ごろ、運転席に「ビー」という非常ブザーの音が鳴り響いた。

 運転士は緊急停止をかけた。車内を確認しようとデッキに出ると、1両目の最前列付近で火の手が上がり、壁や天井はオレンジ色の光に包まれていた。その中に、炎に包まれた男がいた。

 煙が充満する中、運転士は車両に備え付けの消火器で何とか消し止めたという。だが、自身もけがを負い、小田原駅に到着した後に病院で手当てを受けた。

 2人が死亡し、20人あまりが搬送される火災だったが、車両は炎上しなかった。国内の鉄道車両は、設計段階から防火対策が義務づけられているからだ。

 きっかけは1972年に30人…

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