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 ドイツのインターネット報道サイト「ネッツポリティク」は30日、独情報機関の機密情報を暴露したとして、同サイトの記者2人が国家反逆容疑で独検察当局の捜査対象になっていると明らかにした。独メディアは「報道の自由の侵害だ」と懸念を強めている。

 問題となったのは、同サイトが今春に掲載した二つの記事。独憲法擁護庁がネット上で過激派の監視活動を強化する計画を報じた。

 検察庁が30日、サイトに捜査開始を文書で通知。サイト側は「報道の自由への攻撃だ」と反発している。

 ドイツ・メディアへの捜査としては、南ドイツ新聞などによると、独有力誌シュピーゲルが1962年に機密情報を暴露し、国家反逆容疑で当局の捜査を受けたことがある。また2005年には、機密情報を掲載した月刊誌を機密漏洩(ろうえい)幇助(ほうじょ)の疑いで当局が家宅捜索。これは07年、独連邦憲法裁判所が「報道の自由を侵害する」として違憲判決を言い渡した。(ベルリン=玉川透)

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