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 大岡昇平の小説を原作にした映画「野火」が25日から、佐賀市松原2丁目のシアター・シエマで上映される。銃撃や飢え、病気という戦場の極限状態を生々しく描いた。試写会のために佐賀市を訪れた塚本晋也監督は「どんどんきな臭い世の中になっている。戦争について考えるきっかけになれば」と話した。

 塚本監督は1960年生まれ。「鉄男」「六月の蛇」などの作品を監督する一方、俳優としても活躍する。原作を、高校生のときに読んで衝撃を受けた。20年以上前から映画化の構想を温め、フィリピンでの戦争体験者にインタビューしたり遺骨収集にも同行したりして「戦場の印象を体に染みこませてきた」。

 制作資金のめどがつかずに延び延びになっていたが、話を聞いた戦争体験者に作品を見てもらうにはこれ以上延ばせない、戦争をやりたい勢力を止めたいという思いから3年前、脚本を詰めて絵コンテを描き始めた。制作費を切り詰めるために自ら主役を演じ、ボランティアのスタッフ数十人を集めた。

 舞台は、太平洋戦争末期のフィ…

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