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 自民党国会議員の勉強会の出席者らが沖縄の地元2紙など報道機関を威圧したり、沖縄の県民世論を「ゆがんだ」と発言したりした問題で、沖縄県議会の与党会派などが4日、那覇市で集会を開いた。約450人が参加し、勉強会出席者や安倍晋三首相らに謝罪を求める決議文をまとめた。

 集会には、勉強会の講師で作家の百田尚樹氏から「つぶさなあかん」と言われた沖縄の地元2紙の編集幹部も出席。百田氏が「(米軍普天間飛行場は)もともと田んぼの中にあった」などと話した点について、沖縄タイムスの石川達也編集局次長は「人が生活していた」などと反論した。琉球新報の潮平芳和編集局長は「沖縄2紙が世論をゆがめているという主張は、県民を愚民視している」と批判し、3日の首相の陳謝について「実態を伴うものか注視したい」と語った。

 2紙幹部は2日に東京都内で反論会見を開いたが、石川氏は4日の集会で「全国のメディアの問題なので、在京報道機関の責任者も同席するべきだった。米軍基地問題が沖縄の問題と矮小(わいしょう)化されているのと同じでは」と指摘した。(吉田拓史)

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