映画「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバゴ」に出演したエジプト出身の俳優、オマー・シャリフさんが10日、心臓発作のためカイロの病院で死去した。83歳だった。英国の主要メディアが伝えた。

 エジプトの映画界で活躍して人気を集め、62年、英国のデビッド・リーン監督による世界的なヒット作「アラビアのロレンス」に出演。ベドウィンの部族長を演じ、アカデミー賞の助演男優賞の候補に選ばれた。その後「ドクトル・ジバゴ」(65年)や「ファニー・ガール」(68年)に出演。晩年も「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」(2003年)で好演したが、近年はアルツハイマー病を患っていた。