【動画】自衛隊が初めて参加した米豪合同軍事演習「タリスマン・セーバー2015」=郷富佐子、アニャ・ドゥトカ撮影
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 日本の自衛隊が11日、米国と豪州が行った大規模な合同軍事演習に初めて参加した。日米豪の連携を重視する米国の意向を受けたものだ。日本は豪州と潜水艦などの武器技術で協力し、国会で審議中の安全保障法制では連携できる範囲を広げるなど「準同盟国」(日本政府関係者)とも言える関係を深めている。日本と豪州との軍事的な関係は新たな段階に入っている。

 オーストラリアの首都キャンベラから北西へ約3200キロの北部準州フォッグベイ。2年に1度、米豪両軍から3万人以上が参加する合同軍事演習「タリスマン・セーバー2015」で11日、日米豪の3カ国による上陸訓練が行われた。米豪の大規模な軍事演習は今回で6回目だが、日本の自衛隊の参加は初めてだ。

 背景には、米国の軍事戦略がある。米国は「日米豪」の連携強化をアジア太平洋地域を重視する政策(リバランス)の柱に据える。中国に対抗するため、二国間の防衛協力で「線」をつなぐとともに、「日米豪」を軸に連携を「面」に広げる戦略を描いている。

 自衛隊の初参加で「日豪の安保が新しい局面に入った」とみるのは、豪ニューサウスウェールズ大のアラン・デュポン教授(国際戦略)だ。日豪は米国を挟んだ「あいまいな友人」から、機密を共有する明確な「盟友」になったと指摘。同教授は中国の台頭や、米軍事予算の削減からくる「自立」の必要性などの理由を挙げたうえで「その集大成が両国の潜水艦技術の協力だ」と話す。

 豪州は、老朽化した潜水艦6隻の代替として最大12隻を導入する計画を進めている。豪州は、共同開発・生産の交渉相手を日独仏3カ国に絞り、日本が有力視されている。

 日本の潜水艦は「世界に誇れる…

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