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 台風9号の北上に伴う影響で、宮崎県内は12日、北部地域を中心に大雨に見舞われた。木城町では土砂が流出して道路を寸断し、一部の集落が孤立している。

 宮崎地方気象台によると、美郷町南郷神門では同日午前5時ごろまでの1時間に、7月としては観測史上最大となる58ミリの激しい雨を観測。気象台は午前10時45分、同町と木城町、西都市に土砂災害警戒情報を出して注意を呼びかけた。

 木城町山間部の中之又地区板谷(9世帯居住)では、同日朝までに外部に通じる唯一の町道が土砂に埋まり孤立状態になった。町が復旧作業を行い、同日夕までに解消した。

 また同地区の別の場所では同日午前9時半ごろ、県道沿いの2カ所で土砂が流出。その間(約2・5キロ)を走っていた乗用車と、県の委託を受けた見回り中の作業車が一時、立ち往生した。県などによると、正午ごろまでに乗用車の3人は地元の消防本部に救助され、作業車の2人は自力で離れたという。(稲野慎)