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 日本年金機構が、個人情報が流出した2449人に「していない」と誤った説明をしていた問題で、機構は13日、システムへの基礎年金番号の入力ミスが原因だと発表した。入力ミスは約10万件に上るという。

 個人情報は約101万人分が流出した。機構は問い合わせに対し、パソコンに基礎年金番号を入力すると画面に警告が表示されるシステムをつくって、6月2日から使い始めた。

 ところが、情報が流出した該当者の基礎年金番号を準備する段階で、リスト漏れが約5万4千件、違う番号を入れたケースが約4万6千件あったという。計8万6千人余りの情報で、このミスで2426人への誤説明につながった。残る23人については、警告表示が出たのに間違った説明をしたという。

 13日に記者会見した水島藤一郎理事長によると、6月13日に誤った説明があったことを把握し、翌14日に入力データを修正したという。今回の誤説明について、機構が正式に公表するのは初めて。水島氏は「早急に公表すべき事案だった。認識に誤りがあった」と陳謝した。(久永隆一)