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 有村治子女性活躍相は14日、国家公務員を対象に1日から始めた「朝型勤務」の実施状況を発表した。今回は、長時間労働が深刻な東京・霞が関の初日の状況を調査。参加者は全職員の約6割に上ったが、そのうち早く帰れた人は65%にとどまった。

 政府は7~8月の2カ月間、夕方以降を趣味や家族との時間に充ててもらう「ゆう活」と銘打ち、国家公務員の勤務時間を1~2時間前倒しする取り組みを今夏から始めている。

 今回の調査によると、初日は、霞が関の政府機関で働く約4万人の職員のうち約2万3千人が参加。このうち、早めに仕事を始めた分だけ前倒しで退庁できた人は約1万5千人で65%。全職員に占める午後8時までに退庁した人の割合は、1週間前の71%から88%に増えた。

 有村氏は会見で「『初日が肝心』とかなり言ったのでみなさん力が入ったなと思う。今後も続ける仕組みになっているか。持続可能性に向けて手を入れていきたい」と述べた。(菊地直己)