イラン核問題で米欧など6カ国とイランが14日に結んだ最終合意は、4月に合意された「枠組み」で積み残されていた課題を網羅した。制裁は年明けにも一括で解除される可能性がある。査察に一定の強制力を持たせる一方で、研究開発に道を残した点は今後の火種となりそうだ。
最終合意を受け、オバマ米大統領は「合意は信頼ではなく検証によって成り立つ。イランが誓約を履行しているか検証できるようになった。これまでで最も包括的、かつ踏み込んだ検証体制だ」と成果を誇った。
だが、国連安全保障理事会で合意直前の7月9日までイラン制裁の専門家として務めた鈴木一人・北海道大学公共政策大学院教授は、「かなり米国や欧州が譲歩した印象だ」と話す。
いつでもどこでも査察できるよ…
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朝日新聞国際報道部