[PR]

 厚生労働省は、男性が髪のカットだけで美容室を利用することはできないとしてきた理容師法と美容師法のルールを見直した。新たな通知を17日に都道府県などに出した。「実態に合わず、形骸化している」との声が強く、政府の規制改革会議が6月、緩和を求めていた。

 これまで残っていたルールは、1978年の旧厚生省の通知がもとになっている。美容師が男性にカットのみのサービスを提供することを禁じ、理容師が女性にパーマをすることも認めていなかった。かつては男性は理容室、女性は美容室へ行くのが一般的だったが、いまでは男性がカットだけで美容室に行くのは珍しくなくなった。

 新たな通知は、客の性別によってサービスを限定せず、「理容師がパーマを行うことは差し支えない」「美容師がカットを行うことは差し支えない」などと明記。「78年の通知は廃止する」とした。(田内康介)