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福岡県久留米市(広島) 権藤千恵子さん(71) 1歳

 私の周りは、みんな被爆者でした。通ったのは神崎小学校で、あの「はだしのゲン」の作家・中沢啓治さんと同じです。バラックに住む人たちの間を通って通学していました。それが日常でした。

 だから、はだしのゲンが図書館で目に触れないようにされたというニュースを聞いたときは、信じられない思いでした。商店街の看板も、少年たちの言葉づかいも、ぜんぶあのままだった。初めて読んだときは、本当にこの通りだと思いました。現実に目を伏せないでほしいと思う。

 まだまだ知らなければいけないことが多すぎると思っています。いまから学び直したい。戦争の歴史ももう一度ひもときたいし、自分の思いの着地点を探しています。

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