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 災害や事件事故などで理不尽な死を遂げた人々への鎮魂の舞を踊り続ける大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さん(84)の写真集を、横浜市在住の大道芸人で写真家の紀(きの)あささんが出版した。ギリヤークさんの出身地、北海道函館市で28日~8月21日に写真展も開く。

 紀さんは、高校まで愛知県で育ち、横浜の写真専門学校を卒業後、写真家に。パントマイムを演じる人たちが「横浜の街の風景に溶け込んでいる」ことに衝撃を受けた。5年前、撮影で訪れたフィンランドで、手回しオルガンの音を耳にし「木管が奏でる『ファファー』という柔らかな音が石畳の街に漂っていた。これだ、と思った」。1年間かけて、函館の木製オルガン職人に「紙芝居つき」の特製品を作ってもらい、街角で演奏するようになった数少ない手回しオルガンの大道芸人だ。

 初めてギリヤークさんをカメラに収めたのは2009年の東京・新宿。白化粧と赤ふんどし姿で津軽三味線の音色に合わせ、激しい動きで「念仏じょんがら」などを踊る姿に圧倒された。「たたき付けるような芸風には、畏怖(いふ)の念さえ覚える」と紀さんは言う。

 ギリヤークさんの踊りは、19…

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