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下町にらむ怪人

 山高帽にフロックコートの怪人が、ガラスの向こうから下町を眼光鋭くにらみつけている。顔にはホクロがいっぱい、とにかく怖い。

 大阪市平野区平野上町の元テーラーの店先に、身の丈2メートルを超える人形がいる。これ、1970年の大阪万博の「遺産」なのだ。美術家の横尾忠則さん(79)が建物を構想し繊維業界の団体が出展した「せんい館」で、来場者を出迎えた十数体の「ルネ・マグリットの男」のうちの1体。人形作家の四谷シモンさん(71)がデザインした。

 8年ほど前までテーラーを営んでいた谷野晏昭(やすあき)さん(69)によれば、万博が閉幕した後に、服飾関係の仕事をしていた弟が3体譲り受けてきたという。「でかいなあ」と驚いたが、「寒い日に正装でパーティーにでかけるような姿」が宣伝になると考え、店に置くことにした。四谷作品だとは知らずに。

 その後、1体は知人に譲り、1…

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