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 米航空宇宙局(NASA)は23日、地球から1400光年離れたはくちょう座の方向に、太陽(恒星)までの距離や大きさが地球と似た「いとこ」のような惑星を見つけた、と発表した。表面に岩で覆われた大地や大量の液体の水がある可能性が高く、生命の存在に適した環境が広がっているとみられる。

 この惑星は、NASAのケプラー宇宙望遠鏡で見つかった恒星「ケプラー452」の周りを回る「ケプラー452b」。直径は地球の約1・6倍で、重さや成分などは不明だが、大きさから岩石と液体の水が存在する可能性が高いという。

 恒星は、直径が太陽より1割ほど大きく、表面温度はほぼ同じ。約46億年前に誕生した太陽より、さらに15億年ほど古い。探査チームの科学者は「(惑星が)地球より長い間、生命が存在できる条件にあった」として、生命誕生に必要な物質や環境などがそろっているとの見方を示した。

 ケプラー宇宙望遠鏡などで発見された太陽系外惑星は1879個(23日現在)、惑星候補は4千個以上ある。NASAは今回、新たに500個以上の候補を追加。そのうち、生命が存在できる可能性がある天体は計12個あったという。(ワシントン=小林哲