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 コンピューターの専門知識がない「素人」が、市販ソフトなどを使いサイバー攻撃に関わったとして摘発される事例が相次いでいる。ネットバンキングで現金がだまし取られる被害が出た例もあり、警視庁は「手軽なサイバー攻撃の温床になっている」と警戒を強める。

 警視庁は、ベトナム国籍の専門学校生グエン・ゴック・トアン・アン容疑者(21)=東京都豊島区北大塚1丁目=を電子計算機損壊等業務妨害容疑で逮捕し、24日発表した。

 サイバー犯罪対策課によると、アン容疑者は2月1~3日、断続的に大量のアクセスを繰り返す「DDoS攻撃」のソフトを使い、東京都中央区の携帯電話アクセサリー販売会社のサイトに1千万回以上アクセスし、閉鎖させた疑いがある。瞬間的に通常の300倍の負荷がかかり、サイトは約1カ月半、使えない状態が続いた。「いたずら半分でやった」と容疑を認め、「ソフトは友人からもらった」と供述しているという。

 セキュリティー会社のトレンドマイクロによると、こうしたサイバー攻撃のソフトはネットで無料や安価で入手できる。プログラミングの技術がないのに、他人が作ったソフトでサイバー攻撃する人物は「スクリプトキディ(技術のない子ども)」と呼ばれ、摘発が相次ぐ。攻撃の痕跡を残したり、ツイッターで犯行をほのめかしたりしたのがきっかけだ。

 警視庁は6月、川崎市の無職少年(18)を不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕した。発信元が特定されない無料ソフトを使い、都内のIT専門出版社のサイトを乗っ取ったとされる。接続すると無関係なサイトに転送されるよう書き換えていたという。

 少年を知るハッカーは「少年に…

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