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 岩手県矢巾(やはば)町で中学2年の村松亮さん(13)が自殺した問題で、村松さんが通っていた中学校は27日、臨時の全校集会を開き、「いじめが自殺の一因と考えられる」とした調査報告書の内容を生徒に伝えた。

 全校生徒453人のうち出席した390人の生徒は、村松さんの冥福を祈り黙禱(もくとう)を捧げた。校長は、生徒へのアンケートや聞き取りの結果、いじめと疑われる事案が13件あり、そのうち6件をいじめと認定したと報告。「一つ一つが積み重なり、村松さんの苦痛を大きくしていったのではないかと考えています」と説明した。

 そのうえで「命は何にも代えることのできないかけがえのない大切なものだということや、自分の何げない言動が人を傷つけてしまうことがあるということを、いま一度確かめ合いましょう」と呼びかけた。

 町教育委員会によると、生徒からは意見や質問は出なかったという。

 3年生の有志が27日、いじめ再発防止に向けた生徒総会の開催を求める生徒120人分の署名を中学校に提出し、2学期に開かれることが決まった。(斎藤徹)