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 会場に現れたのは、パステルカラーのセーラー服の女子高生ら5人だった。英語で紹介されては、メモを手にしたおじさんたちににっこり笑う。28日に「日本外国特派員協会」であった記者会見。

 彼女たちは、1992年に結成されたアイドルグループ「制服向上委員会」。恋の悩みや学校生活だけでなく、脱原発や安保関連法案も歌詞でとりあげる。民主党政権時代には「野田はダメ、枝野ダメ」と歌い、先月に神奈川県大和市であったイベントでは「自民党を倒しましょう」とやって、抗議を受けた市が後援を取り消す騒ぎになった。

 でも海外の記者たちには、政治を語らぬポップミュージシャンの方が珍しかったようだ。ベトナム反戦を歌ったボブ・ディランを例に「日本のポップス界を変えようとしているのか」との質問もとび出した。メンバーの西野莉奈さん(15)は目をぱっちりさせ、アイドルスマイルで答えた。「メッセージが入っていない歌はない。私たちは思っていることを歌詞にして歌っています」(市川美亜子