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 東京都内のJR東日本敷地内で不審火が相次いでいる問題で、北区の火災現場で焦げたペットボトルが見つかっていたことが、警視庁への取材でわかった。品川区や目黒区の現場付近でも焼けたペットボトルが見つかっている。警視庁は31日、捜査本部を立ち上げ、関連を調べている。

 警視庁によると、北区栄町のJR東北線の踏切付近で8月16日未明、通行人から「煙が出ている」と通報があった。警察官が同日夕に現場を確認したところ、焼けたケーブルカバーの近くに焦げたペットボトルが落ちていたという。

 23日に発生した品川区の変電所敷地内や、架線を支える滑車が溶けた目黒区の火災現場の付近からも、焼けたペットボトルやその一部が見つかった。品川区では、火のついたものを投げ入れる自転車の男が目撃されているほか、目黒区では放火に使ったとみられる針金も発見された。

 JR東日本敷地内で確認された火災は、8月中旬以降に計7件。複数の現場から焼けたペットボトルや針金が発見されており、6件は放火の可能性があるとみて、警視庁は威力業務妨害や器物損壊などの疑いで本格的な捜査を始めた。