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 マルク・カルプレス容疑者は昨年7月以降、4回にわたり朝日新聞の取材に応じた。元従業員が犯行にかかわった疑いが強いと主張し、自らの潔白を訴えていた。主な一問一答は次の通り。

 ――ビットコインが盗まれたと言っているが。

 警察などに協力して調べてもらっている。多分(この人が)犯人だろうと思う人がいる。

 ――サイバー攻撃によるハッキングではなく、マウント・ゴックスの従業員が盗んだと考えているのか。

 そう。後ろに黒幕がいて、操る人がいたのではないか。全部1人でやったとは考えにくい。

 ――内部犯行となれば、あなたも疑われる。

 自分が疑われるのはしょうがないこと。だから、自分で調べるしかない。

 ――警察の捜査については。

 日本の警察は乱暴な捜査をすることがあると聞いたことがある。誰かを閉じ込めて、「罪を認めなさい」と迫ることがあるのでは。それが一番怖い。

 ――自分がそうなるかもしれないと。

 もしそうなったら、「自分じゃない」ということを示す(証拠を見るための)パスコードを誰かに託して証明したい。(藤田知也)