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 国土交通省は高速道路の料金所について、遠回りせず本線に直進できる優先レーンをETC専用に変える方針を決めた。より便利にすることで現状9割の利用率のアップを目指す。首都高速で始め、阪神高速など全国への拡大を検討する。

 首都高速では7月下旬、三軒茶屋入り口(東京都世田谷区)で現金支払いとETC専用レーンを入れ替えた。首都高では、現金支払いレーン(ETCと併用も含む)が優先され、ETC専用レーンに遠回りさせる料金所が28カ所あり、2~3年で全て切り替える。

 国交省は都市部を中心に各地の料金所のレーン入れ替えを進める。全国の高速道の料金所では、1日あたり約644万台がETCを使い、利用率は90・1%。高速道路会社が負担するコストは、現金支払い車は人件費がかさみ1台あたり182円だが、ETC車は36円で、ETC車の普及を目指している。(峯俊一平)