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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を巡り、作業を1カ月間中断し、政府と県が集中協議することが決まった。県内移設に反対する人々からは喜びの声が上がる一方、「政権の真意が分からない」と戸惑いも広がった。

 「正直、うれしい」。埋め立て予定地の同県名護市辺野古で抗議船の船長を務める仲宗根和成さん(36)は4日午前、船を下りたところで一報を聞いた。昨夏の海上作業開始から約1年、抗議船を出し続けてきた。「1カ月でどこまで協議が進むか分からないが、計画の白紙撤回を実現してほしい」と期待を込めた。

 辺野古移設への反対運動を続ける那覇市の建築家、真喜志好一さん(71)は県職員と意見交換するため県庁を訪れ、協議入りを知った。翁長雄志知事の臨時会見を報道陣の後ろで聞き、「これはチャンス」と思った。「政府は、工事を強行したら安保法案の審議に影響すると考えたのだろう。知事は、政府が沖縄側に歩み寄るよう努めてほしい」

 「8月10日から永久に海上作業を止めるぞー」。辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、抗議の座り込みを続けている約50人の県民らが基地に向かって声を張り上げた。抗議運動を取りまとめる沖縄平和運動センターの大城悟事務局長(51)は「抗議活動が実った。工事を止めて、県民の声を聞こうというのは大きい」と、作業中断を歓迎。一方で「支持率の落ち込む政権が、いま(埋め立て)承認を取り消されるとまずいと思ったのでは」と、真意を推し量る。

 政権の突然の歩み寄りには、懐…

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