[PR]

 宇都宮市の認可外保育施設で保育中の生後9カ月の女児が熱中症で死亡する事件があった。当時の施設長が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕され、同罪で起訴された。待機児童の受け皿ともなっている認可外施設の問題を浮き彫りにした悲劇。防ぐことはできなかったのか。

 事件が起きたのは昨年7月。共働きの夫婦がともに出張のため、女児を施設に預けたが、3日後に熱中症で死亡した。起訴状などによると、女児は高熱と下痢が続いていたのに、元施設長は医師の診察を受けさせずに放置して死亡させたとされる。冷房はついていなかったとみられ、顔には打撲痕があった。これまでの調べに対し、元施設長は「適切な保育を行っていた」と否認しているという。

 「子どもの爪がはがされている」「毛布でぐるぐる巻きにし、ひもで縛っている」。女児が死亡する約2カ月前に保護者たちから市に苦情が寄せられていたことも、事件後にわかった。

 市は苦情を受けた数日後、施設に事前連絡した上で立ち入り調査を実施したが、異常は確認できず、施設はその後「病院で医師が治療のために爪をはがしたと解釈する」などと文書で回答したという。

 両親はいま「抜き打ちで調査していれば、事件は防げたのではないか」と主張する。適切な指導を怠ったとして、昨年9月以降、市と施設に損害賠償を求める訴訟を起こし、元施設長らスタッフを複数回にわたり刑事告訴・告発した。

 両親が告訴の際に用意した陳述…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら