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阪急マルーン

 茶色、えんじ、えび茶色。はたまた、栗色、チョコレート色、ビンテージワイン色、あずき色。阪急電車の色は、見る人それぞれの映りようをする。レトロで落ち着いているけど、いささか地味では?

 鉄道ライターの土屋武之さん(50)にそう話すと、歴史を踏まえて反論された。「1910(明治43)年に開業して以来の色といわれています。一般的に車両の色が派手になったのは第2次大戦後で、当時は黒や茶が多かった。つやがあり、上品できれいな色。沿線住民の誇りです」。自身も沿線育ちの土屋さんは、地味などと言われると「胸ぐらをつかみたくなる」のだそうだ。ごめんなさい。

 色名は「マルーン」。フランス語で栗を指すマロンから派生した英語で、JIS(日本工業規格)にも規定されている色だ。日本色彩研究所(さいたま市)によるとダーク・レディッシュ・ブラウン(暗い赤みの茶色)の範疇(はんちゅう)に入り、ダークな色の特性として「丈夫な」「大人っぽい」「円熟した」「格調高い」といったイメージを伴う。

 日本の伝統色に照らすと、赤み…

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