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 マレーシアのナジブ首相は6日未明、インド洋西部の仏領レユニオン島の海岸で見つかった航空機の残骸を、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便(ボーイング777―200型機)の一部だと確認した、と発表した。約1年5カ月をへて、同機の墜落が初めて裏づけられた。

 ナジブ首相はクアラルンプールでの記者会見で、「国際専門家チームが、まさにMH370からのものだと最終的に確認した、と言わなければならない」と話した。マレーシア航空も6日未明、「MH370の発見に向けて重要な進展だ」との声明を出した。

 乗員・乗客239人が搭乗したMH370便は昨年3月8日未明、クアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶った。その後、ナジブ首相は、機体と衛星との交信情報などから同機がインド洋南部に墜落したとの見解を発表。しかし、豪州西部の沖合約2千キロでの捜索は難航し、墜落を裏づける証拠は何も見つかっていなかった。

 そんな中で先月29日、捜索海域から西方に約4千キロ離れたレユニオン島で飛行機の主翼の一部が見つかった。仏当局は、マレーシアや豪州の調査チーム、機体を製造した米ボーイング社などとともに5日から仏南部の施設でマレーシア機との関連を調べていた。

 マレーシア政府によると、レユニオン島では、主翼の一部以外にも飛行機の窓枠のような物体も見つかっているという。仏当局などは、こうした飛行機の残骸とみられる漂流物の状況から、墜落地点や墜落原因の特定につながる手がかりがないか調べている。(クアラルンプール=都留悦史、パリ=青田秀樹)

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