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 物干しざおの移動販売で「2本で千円」と宣伝していたのに、呼び止めたら高額請求された、といった相談が増えているとして、国民生活センターは注意を呼びかけた。同様の相談は一時沈静化したが、高齢女性を中心に被害に遭うケースが再び増えているという。

 全国の消費生活センターなどに寄せられた物干しざおや物干し台の移動販売に関する相談は2014年度に465件あった。過去にも注意喚起して08年度は前年度より約400件少ない62件まで減ったが、翌年度からまた増加傾向にある。

 主な手口は安い価格で呼びかけながら、さおを切って調整した後に「3本13万円」などと請求してくる。中には90万円を求められたケースもあったという。断ると男2人で客を取り囲んだり、金融機関まで連れて行ったりして無理やり支払わせるという。解約したくても渡された領収書にうその連絡先が書かれていたりして、泣き寝入りした例がほとんどだという。国民生活センターは「予想外に高額な場合にはその場で絶対に契約しないでほしい。断ることが難しければ近所や警察に助けを求めてほしい」と話している。