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 刑務所で服役中の受刑者が更生を目的に作る作業製品。国内にある刑務所では、独自の商品を開発し、知る人ぞ知る逸品が生み出されている。イタリアでは、世界的なファッションデザイナーが製品のプロデュースに乗り出し、付加価値を高めて女性受刑者の自立につなげる試みが始まった。

 細身のシルエットにつややかな発色。イタリア製のような色気のある手縫いのオーダー靴が、口コミで静かな人気になっている。作り手は、千葉刑務所の受刑者だ。

 製法は伝統的な「ハンドソーンウェルテッド」。曲がった針ですくい縫う、最高級靴に使われる技術だ。革は高品質なフランスやイタリアの会社製。顧客の足に合わせて既存の型を補正する。価格は4万8千円(税込み)。ブランド品なら10万円は下らない。

 同刑務所で注文靴を作り始めたのは7年前。長年、既製靴作りを請け負ってきた実績と、刑期が長い受刑者の技術の蓄積があった。日本でも手縫い靴が注目され始め、「ここでもできるのでは」と企画が生まれた。

 選ばれた受刑者に渡されたのは手縫い靴の解説本1冊。木型に革を合わせて成形する作業など、写真などを手がかりに試行錯誤し、太い針を何本も折りながら、半年後には作れるようになった。

 30~50代の4人の受刑者で…

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