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 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転差し止めを求め、地元市民らは2012年5月に鹿児島地裁に提訴し、14年5月には仮処分申請もしている。仮処分申請は今年4月に却下されたが、福岡高裁宮崎支部に即時抗告し係争中だ。原告団は現在、約2500人だが、さらに参加者を増やしたい考えだ。

 原告側弁護団の森雅美団長(62)は「再稼働しても、司法が原発の稼働が違法だと判断すれば、国も九電も原発は止めなければならない。決してあきらめていない」と話した。

 薩摩川内市の主婦、森永明子さん(44)が団長を務める原告団は、東京電力福島第一原発の事故後、「惨事を繰り返すな」と訴え、原告を全国から募った。現在、27都道府県の2479人。「あとで『あの時頑張っておけば』と思わないように、できることをしておきたい」。3千人の原告団を目標に、参加を呼びかけている。