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 暑い日が続き、冷えたお酒をぐいっと一杯、飲みたくなりますよね。最近はビールでなく、チューハイなどの「RTD」というジャンルのお酒を一杯目に飲む人も増えています。

 ビール類の販売が伸び悩むなか、RTDの市場は2000年代から急成長している。代表格の商品は、キリンビールの「氷結」。ウォッカをベースに、若者や女性が手に取りやすいように、すっきりとした味やくせのない飲みやすさを追求した。

 近年は、アルコール分が8~9%と高めの「ストロング系」、果汁の多い「高果汁」、糖類やプリン体を含まない「機能系」など、様々な特徴の商品がある。変わり種は、キリンが昨年出した「氷結アイススムージー」(アルコール分5%、150ミリリットル、165円前後)。凍らせたうえで吸って飲むパウチ入りの商品で、外出時や風呂上がりの「一杯」をねらった。

 RTDの人気に火をつけたのは、宝酒造が1984年に発売した「タカラcanチューハイ」。チューハイは、焼酎を炭酸で割った焼酎ハイボールの略で、80年代に東京の下町から大流行した飲み方だった。広告に米国の俳優ジョン・トラボルタを起用し、洗練されたイメージを打ち出した。「TOKYO DRINK」をキャッチフレーズにした。

 サントリーがまとめた調査によると、最近1カ月以内に自分で買って自宅で飲んだお酒の1位は、40代以上がビール、30代以下がRTDだった。若者世代を中心に人気が広がっている。RTDは年120種以上も商品が出て、種類が多い。その日の気分に合わせて選べる楽しさも受けている。(溝呂木佐季)

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 〈RTD〉「Ready to drink」の略語で、飲料業界でチューハイやカクテル、ハイボールなどの低アルコール飲料(9%以下)をさす。炭酸水で割ったり、果汁と混ぜたりする必要がなく、栓を開けてすぐ飲めるという意味。

■濃厚な…

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