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 日本マクドナルドホールディングスが12日発表した2015年6月中間決算は、純損益が262億円の赤字(前年は18億円の黒字)だった。客離れが響き、01年の上場以降、中間期では最悪の水準だった。

 昨年7月に仕入れ先だった中国の工場で期限切れ鶏肉の使用が発覚し、今年1月には異物混入が相次いで表面化したことが響いた。

 売上高は前年より29・5%減の852億円。営業損益も前年の35億円の黒字から、182億円の赤字になった。100人募った早期退職には78人が応じ、その費用6億円は特別損失として計上した。15年12月期の通期で380億円の純損失を出すとの見通しは、据え置いた。

 サラ・カサノバ社長は記者会見で「下半期は信頼回復を加速させる。日本人の好みに沿ったおいしさを提供していく」と話した。日本独自メニューでは、5月に発売したベジタブルチキンバーガーに続き、秋には北海道産チーズのハンバーガーや長野県産の巨峰を使ったデザートも売り出す予定。客足の回復を急ぐ考えだ。(北川慧一)

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