[PR]

 東京・渋谷駅のハチ公前広場で12日夜、ミュージシャンらが安保法案や原発再稼働に意見表明し、平和を願う無料ライブ「ワールド・ピース・フェスティバル」を開いた。スクランブル交差点や隣接する一角で多くの通行人が足を止め、聴き入った。

 「平和を願う音楽家たち。安保法制にも声をあげる!」をテーマにDJの沖野修也さんが呼びかけ、ヒューマンビートボクサーのAFRAさんや三宅洋平さん、ファンクバンドのオーサカ=モノレールらが集まった。レゲエミュージシャンのランキン・タクシーさんは「あんな手続きで安保法制を通すのは許せない。安倍首相は説明もきちんとできない」、千葉県松戸市議でもあるヒップホップミュージシャンのDELIさんは「政権のさじ加減で憲法解釈を変えることを認めれば、安保以外のことも好きに変えられる時代が来るのでは。ここで自由なライブができない日が来るかも」と訴えた。

 米ジャズサックス奏者、ファラオ・サンダースの息子、トモキ・サンダースさんは父の名曲「You’ve Got To Have Freedom」を披露し、「やっぱり平和が大事。どんな国とも仲良くしてほしい」と語った。

 イベントには「民主主義が機能していないと強く感じる。与党が『信託された』といって勝手な解釈で憲法を骨抜きにしようとしている」とする坂本龍一さんのメッセージも寄せられた。(後藤洋平