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 学者らが安全保障関連法案反対の声をあげる中、背中を押す禅の老師がいる。花園大学(京都市)で学長を務めた河野太通(こうのたいつう)・臨済宗妙心寺派元管長(85)。伝統教団でつくる全日本仏教会の会長在任時、脱原発宣言を主導、「原発も平和も同じ。口をつぐんだら誤る」と信念を説き続ける。

 兵庫県姫路市の龍門寺(りょうもんじ)。河野さんの寺に花園大の教員から要請があったのは7月末だった。「安保法制反対声明の呼びかけ人になって下さい」

 教団・大学に影響力があり、発信力もある河野さんはうってつけの人物。思いは通じ、二つ返事だった。「今か今かと待っとった」

 花園大には、河野さん起草の「教堂の祈り」が掲げられ、「尊厳なる人格を侵す者には諫(いさ)め拒む勇気を」と唱和され続けている。「そこに集う者が沈黙でいいのか。異を唱えると信じていた」と河野さんは納得の表情だ。

 大分育ち。旧制中4年で終戦を…

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