宮内庁の風岡典之長官は13日の会見で、皇后さまに「心筋虚血」の症状が確認されたことを受け、日々の活動の見直しや自由時間の確保の検討を本格化させることを明らかにした。

 皇后さまは9日の精密検査で、強いストレスを避ける配慮が必要とされた。風岡長官は①皇后さまがお住まいの御所で目を通す資料を簡素化するなどし、負担軽減と自由時間の確保を図る②行事の日程に余裕を持たせる③侍医らが体調の変化を注意深く観察し、皇后さまからも随時申し出てもらう――ことなどを検討するとした。

 風岡長官は「健康管理は極めて大きな課題」と述べ、天皇陛下にも同様の配慮が必要との認識を示した。この日、天皇、皇后両陛下は東京・上野の東京都美術館を訪れ、「伝説の洋画家たち 二科100年展」を鑑賞。皇后さまは熱心に作品に見入っていた。