拡大する写真・図版 無鄰菴庭園

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 みなさま、初めまして。京都観光おもてなし大使の「塩原直美」です。

 私は日頃、京都の観光振興を目的とした様々な活動をしています。現在は首都圏を拠点に観光客誘致のための講演会、テレビ番組の制作、学校へ訪問して修学旅行事前学習などを行っています。過去に京都に住んだ経験や、東京・八重洲にあります京都市のアンテナショップ「京都館」で、観光相談・案内を受けてきた8年間の実体験がベースになっています。

 京都に限らず、旅人は一人一人、目的も行程も予算も好みなども異なります。100人の相談者がおられれば100通りの答えがあるということです。「世界遺産を2日間で回れるか?」「予算〇〇円で京料理食べられる店ありますか?」など、シーンも様々です。そういう時「この方と同行するとすれば、どうしたらベストか」と自分に問いかけてきました。

 この新コラム「京都旅レシピ」では、その実体験を生かし、現在も毎月、京都へ旅している旅人としての視点で、ある程度テーマを絞って回を重ねて参りたいと思っております。単なる観光スポット紹介ではなく、現地情報や季節感も含め、みなさまに京都へお出かけいただける“きっかけ”にしていただければ幸いです。どうぞ、お付き合いくださいませ。

     ◇

 さて第1回のテーマ。京都の観光ガイド本は、社寺仏閣巡りがお決まりルートになっています。旅の目的は様々なはずなのに、どれもこれも社寺仏閣ありきの案内ばかり。“京都は好きだが、実は社寺は苦手…”とひそかに思っている方のために、とっておきの見どころを紹介します。

 あ!どうせ、社寺を外すなら美術館や博物館、洋館などでしょ?と思った方。いやいや、ここで美術館などを挙げないのが塩原流。しかも市営地下鉄1DAYフリーチケット(一日乗り放題600円)だけで回れる1日コースをご提案します。

観光客も少ない居心地の良い庭園

 まず初めは、京都へ到着して一息つきたいですね。人も少ない、美しい庭でのんびりしましょう。地下鉄「蹴上」駅下車、琵琶湖疏水記念館の近くにある「無鄰菴」(むりんあん)がお薦めです。

 ここは明治・大正に活躍した山縣有朋の別荘。琵琶湖疏水の水を引いた池泉回遊式庭園が季節問わず美しく、母屋と洋館の建物もすてきで、まさに非日常的空間。あまりの居心地の良さに長居してしまうのは、有朋の指示を受け、この庭を造った7代目「植治」こと小川治兵衛という庭師の緻密(ちみつ)な計算ゆえでしょうか?

江戸時代へタイムスリップ「カラクリ屋敷」

 のんびりした後は、地下鉄で移…

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