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 性感染症にかかっていると虚偽の診断をされ、不要な治療を受けさせられたとして、東京都内の男性(46)が、新宿区内の診療所「新宿セントラルクリニック」の男性院長に約260万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。近藤昌昭裁判長は院長の診断を「詐欺行為だ」と認め、院長に約49万円の支払いを命じた。

 判決は、男性は性感染症にかかっていなかったのに、院長が故意に虚偽の診断をしたと認定。「医師が尽くすべき義務に著しく違反する」と批判した。

 男性の弁護団は判決後の記者会見で、「院長は法廷で数千人に同様の診断をしたと述べており、被害者は多数に及んでいる可能性がある」と説明した。