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 全日本空輸は19日、10月25日から羽田―大島路線を運休すると発表した。60年間続いた路線だったが、搭乗率は低い状態が続いていた。これにより、大島と本土を結ぶ空の便は、大島空港と調布飛行場を1日3、4往復する新中央航空の定期便のみとなる。

 全日空の羽田―大島線は1955年、同社の前身の日本ヘリコプター輸送が開設。現在は、120人乗りのボーイング737型機で1日1往復運航している。路線維持のため、東京都と国が全日空に計約7千万円(2013年度)を補助しているが搭乗率は伸び悩み、今年4~6月は平均10・8%だったという。

 竹芝桟橋を結ぶ高速船や、調布飛行場を結ぶ新中央航空便などもあり、全日空のシェアは近年、4%ほど。こうしたことから、同社は運休はやむを得ないと判断したという。