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 大阪府寝屋川市立中木田(なかきだ)中1年の平田奈津美さん(13)が淀川対岸の高槻市の駐車場で遺体で見つかったのは、夏休みのさなかだった。一緒に行動していた星野凌斗(りょうと)さん(12)も消息を絶っている。各地の教育委員会は子どもの安全を重点施策に掲げるが、学校の目の届きにくい長期の休みにどう対応すればいいのか。答えは容易に見つからない。

 平田さんと星野さんは12日夜に外出。翌13日午前5時すぎまで京阪電鉄寝屋川市駅前の商店街を行き来する姿が防犯カメラにとらえられていた。平田さんの担任教諭は夏休み前、平田さんに夜の外出を控えるよう注意していた。しかし「最悪の結果」(寝屋川市教委)を防ぐことはできなかった。

 市教委は毎年、夏休み中の生活について児童・生徒に注意を促すメールを市内の公立小中36校に配信。今年、校長会でも同じ内容を伝え、各校が終業式の際に児童・生徒に指導したが、事件は起きた。保護者の一部は、駅周辺の見回り活動の実施を検討。寝屋川署も巡回の回数を増やすなど対策を取るという。

 楠知樹教育指導課長は「教師が毎日24時間、子どものことを見るには限界がある。家庭、学校、警察、地域が一緒になって、子どもを見守る態勢がより必要になってくる」と話す。

 今年2月、小学5年の男児が殺害される事件があった和歌山県紀の川市。市教委は19日朝、夜間の外出や無料通信アプリ「LINE(ライン)」でのトラブルの情報があれば市教委に報告し、校内で情報を共有するよう各小中学校に通知した。大阪の事件を受けたもので、担当者は「子どもをめぐる重大な事件が起きているのに、手を打たないわけにはいかない。何とか発生を防ぎたい」と話す。

 神戸市教委は昨年9月に同市長…

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