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 東京電力福島第一原発の事故をめぐり、検察審査会の議決で東電元幹部3人が強制起訴されることになったのを受け、第二東京弁護士会は20日、検察官役を務める「指定弁護士」として3人の弁護士を東京地裁に推薦した。地裁は近く、3人を指定弁護士に選任する見通し。

 強制起訴されるのは、東電の勝俣恒久元会長(75)と、武藤栄(65)、武黒一郎(69)の両元副社長。東京第五検察審査会が7月、同原発の安全対策を講じる義務があったのにそれを怠ったなどとして、3人を業務上過失致死傷罪で起訴するべきだとする2度目の議決を出した。

 これを受け、地裁が同弁護士会に指定弁護士の推薦を依頼していた。指定弁護士は選任後、必要な場合は補充捜査などをして3人を起訴する。ただ、事故は複雑な要因が絡むため、初公判までには相当の時間がかかると見込まれている。