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 第153回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が21日、東京都内で開かれた。芥川賞は「火花」の又吉直樹さん(35)と「スクラップ・アンド・ビルド」の羽田圭介さん(29)に、直木賞は「流」の東山彰良さん(46)に、それぞれ正賞の時計と賞金100万円が贈られた。

 受賞作が239万部発行のベストセラーになった又吉さんは、「仕事もなかった時期が長くて、表現できる場所を与えてもらっていることがうれしい。これで次を書かないのは失礼だと思いますし、面白い物を書きたい」とあいさつした。

 羽田さんは「うその言葉だから表現できることを原稿用紙数十枚、数百枚で表現していきたい」、東山さんは「今日をひとつのピークとして、これから心を落ち着けて、コツコツと自分の作品の世界に戻っていきたい」と決意を語った。