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 米海洋大気局(NOAA)は20日、今年7月1カ月間の世界の平均温度が、記録の残る1880年以降で最高となる16・61度に達したと発表した。

 NOAAによると、世界の地表面と海水面の平均温度は、基準となる20世紀の平均15・8度より0・81度高く、過去最高だった1998年の記録を0・08度上回った。今年1月以降の7カ月間の平均温度も、基準値を0・85度上回り、史上最高だった10年の記録を更新した。

 米メディアは平均温度の上昇について、太平洋東部の赤道付近の海面水温が上昇するエルニーニョ現象が深刻化していることや、温室効果ガス排出による地球温暖化の影響が原因とする専門家の見方を紹介。年末まで今の傾向が続くのはほぼ確実で、15年の世界の平均温度は、14年を抜いて史上最高となる可能性が高いとしている。(ワシントン=小林哲