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 大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美さん(13)の遺体が見つかってから8日。事件は21日夜、急展開した。死体遺棄容疑で山田浩二容疑者(45)=同市香里新町(こおりしんまち)=が逮捕され、行方が分からない星野凌斗(りょうと)さん(12)とみられる遺体も大阪府内で発見された。「なぜ、こんなことに……」。子どもたちが夏休み中の地域社会に衝撃が広がった。

通夜会場

 「ひどい。なんで殺されたのか」。大阪府寝屋川市内の斎場で午後7時から営まれた平田さんの通夜会場の外で、同じ中学に通う男子生徒(13)は硬い表情で話した。別の男子生徒(13)は「平田さんに『(容疑者が)見つかったよ』と報告した。『天国で安らかに眠ってね』とも伝えた」と語った。

 通夜は近親者のみで営まれたが、約1時間前から、制服姿の男女や、喪服姿の近所の人たちが次々と訪れた。会場から出てきた人たちは一様に目頭をおさえた。女子生徒たちは泣きじゃくり、手を握り合って帰る姿も見られた。

保護者会

 2人が3月まで通っていた寝屋川市の小学校ではこの日午後7時から、市立中木田中学校の緊急保護者会が開かれた。終了後、市教委幹部は星野さんとみられる遺体が発見されたと聞き、しばらく言葉を失った。容疑者が逮捕されたが、「安堵(あんど)という風には言えない」とうつむいた。

 市教委によると、会には約400人が集まった。30代の母親は娘が星野さんと同じクラスだった。容疑者が判明した一報に触れ、「相手が誰だろうが許せない。星野君のお母さんのことも心配です」と話した。中学2年の長男がいる父親(43)は「息子はテレビのニュースを見るのも怖がって見ないようにしていた」。

 中学2年の別の男子生徒の父親は「私も息子も、あまりに被害者のことをよく知っているので、(容疑者が)特定されたとしても何も考えることができない」と硬い表情で話した。「保護者会で、子どもの心のケアなどについて説明があったが、地域の平穏さがすぐに戻るとは思わない」

■遺…

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